「遅い!」と思ったら、どういう時に遅いのかを切り分けましょう。

代表例:
1)電源を入れてWindowsが立ち上がる前(黒い画面)の進みが遅い
2)Windowsが起動し、マウスカーソルが表示されてから普通の操作ができるまでが遅い
3)特定の操作をすると遅い
4)何をしていても遅い


この例1の場合はHDD不良、故障の可能性があります。
データやシステムを保存しているHDDが自身のデータをうまく読み込めず、読み込み・失敗を繰り返すと黒い画面でやたら時間がかかるようになります。
修理目安、2万円半(店頭修理できる場合)~6万円(メーカー修理)。
場合によっては買ったほうが安いですねこれは・・・

メモリー(愛の)

↑メモリー。これ最近のノートパソコン用です。


例2は、メモリーが不足している場合、悪意のあるプログラム(アドウェア)が入っている場合、システム不具合の場合、根本的にパソコンの動作速度限界の場合等が考えられます。
メモリー不足ならメモリーの増設(価格は機種・容量によって違いますが数千円~)、悪意のあるプログラムが入っている場合(店頭作業1万円台前半~)、システム不具合の場合は修正・もしくはWindowsの再インストール(~1万円台)。
案外よくあるのが、ウイルス対策ソフトが2つインストールされているケース。
ウイルス対策ソフトは1つだけで大丈夫です。2つ入れると動作が遅いだけではなく、Windowsが正しく動作しなくなる事もあります。しかも2つ入っているからといって片方を削除しようとしても削除自体もうまくいかなくなったり。

例3の場合、その操作が何かによりますが、負荷のかかる作業の場合はメモリー不足の可能性(機種・容量によって数千円~)、パソコン自体のパワーが低い可能性(パソコンの買い替え必要になりますねこれ)、ゲーム等の場合はグラフィックボードのパワー不足の可能性もあります(1万円台~)。

例4、何をしても遅いなら・・・上に書いた全ての可能性が捨て切れない気がします。

大体の切り分けで、パーツの増設で済む話なのか、プログラム上の障害なのか、故障なのかを切り分けできます。参考までにひとつ。

ちなみに・・・お持ち込みいただけば店頭で調査します。詳細調べる必要が無い限り切り分けまでは無料ですから是非とも!(お預かりになる場合もあります。詳しくはお預かり時に!)