パソコンの歴史の中で色々なケーブルがありました。
USBの様に進化して現在でもつかわれている規格も有れば、「そんなのもあったね(笑)」になってしまった規格もあります。(eSATAのこと忘れないであげてね)

その中で代表的なUSBを振り返っていきたいと思います。

_SL1500_[1]


最もポピュラーと言っても支障のない「USB」について。
USBとは「ユニバーサル・シリアル・バス」の意味であり、最初の「USB1.0」は1996年に発表されているのでUSBは20年の歴史があることになりますね。

一般的に普及したのは1998年の「USB1.1」になってからです。
当時としては速い最大12Mbpsの速度が出た事と、しかもパソコンの電源が入っていても抜き差しが出来るのも普及した要因でした。

その後2000年に「USB1.1」の上位として「USB2.0」が登場しました。
「USB2.0」は従来の「USB1.1」の約40倍の通信速度の最大480Mbpsが出て、尚且つ「USB1.1」と互換性があり、その汎用性でUSBは一気に普及しました。

2008年には「USB3.0」は発表され通信速度はSATA3に近い最大5Gbpsも出るようになりました。(最早単位が違いますね)
「USB3.0」になっても従来通り、他のUSBと互換性があります。

そして最近少しづつですが広まりつつある「USB3.1」です。
「USB3.1」は「USB3.0」の2倍の通信速度の最大10Gbpsも出るようになりました。
usb31_02[1]

そして一番変わったのが端子の形状です。
今までのUSBより一回り小さくなり、裏表が無くなったので向きを気にせず差し込めるようになりました。
形状が小さくなったため従来のUSBとの互換性は無くなっています。
そして「USB3.0」は電気の出力が大幅にパワーアップされており、「USB3.0」の時は4.5W(5V・0.9A)だったのが「USB3.1」では100W(20V・5A)になっています。