アーケードゲーム、家庭用コンシューマー機、パソコンに発売されたコンピュータゲームの中でも80年代の物が実際にプレイできる状態で展示されているんですが、会場内はこんな感じです。
展示の文章や動画が非常に見ごたえあるのですがこれは現地でみて頂きたいとして、プレイアブルの状態のゲームの例としてこんな感じ。
以下アーケード版
グラディウス
グラディウスを動かすバブルシステムは起動が遅かった
熱血硬派くにおくん
カルテット
音楽がやたらとカッコ良い。タイトー『グルーヴコースター』に楽曲が入っています。
ツインビー
DARIUS II
ガントレット
4人同時プレイでお金がどんどん消えるゲーム代表
スーパーハングオン
スペースハリアー
スペースハリアーはアストロ筐体に入っている物だけがプレイ可能でした。
スーパーハングオンは後にTBS東京フレンドパークII でそば屋の出前ゲームに使われました。(X68000版)
アフターバーナーII(シングルクレイドル筐体)
ダブルクレイドル筐体はもう存在しないのでしょうか
アウトラン
VS筐体版 アイスクライマー
ファミコン版とはキャラクター・音楽が微妙に違います。
以下パソコン
PC-8801mk2SR Ys(イース)
今でも続くYsシリーズの本当の元祖、PC88版。
バランス調整がちょっと意地悪でボスキャラが強いけれどゲーム自体は簡単。
MSX2 メタルギア
小島秀夫の代表作のオリジナル。
展示はコントローラーに電波新聞社の誇るXE-1 Pro。
セーブはオーディオ用のカセットテープにFAXみたいな音で行います。
以下コンシューマー
メガドライブ The Super忍
音楽が古代祐三というだけで買った人多数。
2段ジャンプを使用したアクションが非常に爽快。
PCエンジン R-TYPE I
ROMの容量の都合で2本に分けて販売されたけれど移植の出来は良し。
そのほかにもゼビウス、ドルアーガの塔、パンチアウト、マッピー、マーブルマッドネス、
X68000、ネオジオ、ゲームボーイも。爆音でプレイできる沙羅曼蛇なんかもあります。
一部プレイできない物もありますけど、それにしても史料価値ある物ばかりです。
アーケード筐体、しかも動いてゲームができる体感ゲームなんて本当に貴重なんですよ。どうしても稼働部分が多いから壊れると直しようがなくて世の中から無くなっているんです。直すために自力でパーツ作っている人もいる位ですから。
ゼビウスの製作スタッフのトーク動画では「ナスカの地上絵はその日の昼休みに行った大森のレコード屋の袋がナスカの地上絵だったから」とかびっくりする話も聞けましたし(他のトークショーでも数年前に話していたようなのですが)
グラディウスやダライアスの楽譜やゲームミュージックの有名な作曲家の紹介などもあり、ゲームだけではなく紙の資料も見ごたえあります。
遠いですが行く価値はありました。秋葉原からは京浜東北線と東京メトロ南北線乗り継いで1時間かからないですし、東京まで行っちゃえばさほど遠くはないです。
80年代に青春を過ごした人にはお勧めです!来年3月12日まで開催してます!
個人的には今回おそらく20年以上ぶりにアウトランをプレイしましたが、こんなに筐体って動くんだっけ!?と驚きました。