Windows10になって何が地味に良いかというと、RAWデータが直接扱える事。
「RAW現像するならLightroomを買わないといけない」とか良く言うじゃないですか。
でもソフト買わないといけないですし(月額版で月に1,000円前後ですけど)、
作品として作りこむのではなく、SNS掲載なんかに使うような簡単な編集くらいで良ければ
OS標準の機能でパパッとやりたいですよね。

まず、RAWデータは従来のWindowsでは直接扱えませんでした。厳密にはやり方あったんですけど、OS標準じゃなくてちょっと面倒でした。
それが、Windows10ではJPEGデータを開くように普通にダブルクリックするだけでファイルが開け、しかも色調整もできるんです。

これはWindows10の『フォト』で実現しています。

フォト1

Lightroom使ってても簡単なRAW現像ってトリミングや角度調整、コントラスト、露出、
明瞭度あたりで事足りる事が多いと思いますが、まさに同じような機能があります。

グィっとコントラストと露出を変更してみるとこんな感じに。

フォト3 色調整

この『フォト』、むしろ多機能じゃない分だけ操作が簡単で迷いません。

調整中

夜景や夕焼けなんかはちょっとコントラストを上げると一気にドラマチックな絵になりますが、
それが簡単にできます。

ちなみにこれは修正前。

調整前

あと地味に便利なのがこれ。

エクスプローラー サムネイル

普通にSDカードの中を開いただけですが、RAWなのに画像のサムネイルが表示されています。
(この中のRAWデータは拡張子ORFのファイルです)
写真の選別にめちゃくちゃ便利なんですよ。SNSにアップする写真どれだったかなーとファイル名だけではわかりませんから。
僕は普段はLightroom、仕事ではWindows10のフォトというように使い分けています。

あ、この『フォト』はもちろんJPEGに対しても使えますよ!
Windows10を使っている方は一度試してみてください。楽しいですよー。