iTunesStoreから楽曲を購入した場合、ちょっと前までは「DRM」と呼ばれる著作権保護がかかっていました。
(このDRMがかかっている曲は拡張子が [.m4p] というファイル名になっているので判別がつきます。iTunesStoreから買ってもDRM無しの場合や普通のCDから取り込んだ場合は [.m4a])
AppleのDRMは『楽曲を購入した機器を含め、最大で5台まで再生する事ができますよ、それ以上は無理です』という仕組みです。
・以下Appleサポートの記述より引用
http://support.apple.com/kb/HT1420?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
iTunes Store から購入した項目は、最大 5 台のコンピュータで
同期または使用できます
(これには Macintosh または Windows で動作するコンピュータ、
あるいはその両方を含めることができます)。
購入した項目を同期または再生する場合、コンピュータは購入項目に対して
Apple ID で「認証」された状態です。
カジュアルコピーされても5台以上では聴けないので、『○○さんがiTuensStoreから買ったこの曲、もらってきたから自分でも聴いて、更に△△さんにもコピーしてあげよう!』
なんてやるとエラーになって聴くことができなくなります(当たり前ですがしちゃあいけません)
で、最近はこのDRMが撤廃されました。
基本的にDRM無いということは、iTunesStoreから購入した楽曲をiTunesやiPhone、iPod以外でも聞けるという事です。Android端末でも対応プレイヤーさえダウンロードすれば聴けます。
更に言うと、上に書いたようなカジュアルコピーもできちゃう・・・って事になりますが・・
が・・・
が・・・
が!
実はここに落とし穴。
購入した楽曲には購入者のAppleIDが組み込まれています。
コピーして人手に渡ってしまうと自分のAppleID付きでコピーされるので、誰から流出したかというのも全てわかっちゃう仕組みになってます。
しかもAppleIDは購入者のメールアドレスですよ。
例えば最近僕がiTuensStoreから購入した、
レキシ「きらきら武士 feat. Deyonna」(PV含めて名曲です。椎名林檎カッコイイ)の内部を見ると、

こんな感じで、ボカしてますが下線部に自分のAppleIDが入ってます。
(下にはエイベックスの文字も見えますねえ)
ついでにiTunes上で楽曲を右クリック、プロパティ見ると購入者名もフルネームでちゃーんと出てきます。
当たり前の話です。
コピーしちゃいかんのです。
ミュージシャンによっては自主的に無料ダウンロードできる楽曲を提供してたりしますが(平沢進とかやってますね)、無料で音楽が入手できるっていうのは普通まず無いんですよ。
対価払って購入しましょうって事です。